手っ取り早くチームビルディングするには
ビールの紹介の比率がやや多めなので今日は仕事がらみのことを書こうと思います。
私が勤めている会社は社員数がべらぼうに多く、毎月何十人もの新人が入ってきます。所属する部署は7月から1名新人が配属されました。兼務先組織に至っては4月から計7名。(中途含みます)
顔と名前が一致しないし、仕事で絡みがなければ何をしてる人か全くわからないで時が過ぎてしまいます。本当は仕事で絡んだ方が高い成果があげられるかもしれないけれど、コミュニケーションを取る必要性に迫られていないばかりに機会損失を生んでいるかもしれません。大きな会社ではよくある光景かな、と思います。
話は変わりますが今週末、そんな顔と名前が一致しない状況で山梨のレジャー施設まで研修に行ってきました。レジャー施設まで何をしに行ったかというと、ズバリ遊びに行きました。仕事で遊びに行くとは何事だ!!という叱咤激励はありがたく頂戴しますが私はあながちこの「みんなで遊ぶ」というプログラムは筋悪ではないと考えています。リラックスした状態で自己紹介や仕事の内容について気軽に話ができる場が設けられているし、そこには制限時間という概念がないので満足するまで会話が楽しめました(会議だとアジェンダがあり、時間内に結論を出すことが求められます)。
夜にはバーベキュー、お風呂に入った後にはコテージに集合してボードゲームを夜中の3時くらいまでやりました。普段仕事では理詰めで全く歯が立たない同僚をゲームで負かした時にはちょっと嬉しかったり(笑)遊びすぎて朝は眠く、ごはん食べられませんでした。帰りしな電車で別のゲームをして、途中下車してパン屋さんで買い物して、そうして別れました。仕事でほとんど絡みがなかったのに、24時間一緒に過ごしただけでなんだかとても仲間意識が芽生えていたのです。こうなってしまっては、来週以降エレベーターで一緒になった際に話しかけないなんて考えられません。
2時間一本勝負の飲み会をやるのが普通の会社のチームビルディングの方法かもしれないですが、それだとなかなか相互理解が進まないのが現状です。会社で予算化されていないと泊まりで旅行はかなりハードルが高いかも知れませんが、チームの相互理解を深めたいと考え、悩んでいる方がいたら強くお薦めします!
お薦めのボードゲーム
初級編:インサイダー
インサイダー(内通者)は誰?というのを予測しながら、インサイダーだけが知っている答えを質問により導き出すカードゲーム。
1ゲームの所用時間:5分くらい
ルール:
・ゲームマスターがインサイダーにゲームの答えを事前に見せておく
・市民は答えを知らない状態でゲームスタート
・制限時間内に質問し、答えを導き出せなければゲームマスターの勝ち
・答えが当たった場合は、同じ制限時間内にインサイダーが誰だったのかを議論により導きす。最後は投票で過半数の合意が得られればインサイダー投票は完了。
・インサイダーが当たれば市民の勝ち。外れたらインサイダーの勝ちです。
質問のバラエティや順番が肝。インサイダーになった瞬間に質問のしかたが変わったり質問しなくなったりと、周りの市民の様子を伺いながらゲーム進行するので、観察力も鍛えられますよ。
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初級編:ワードバスケット
1ゲームの所用時間:5分〜10分
ルール:
・ゲームマスターがプレイヤーにカードを配ります(一人5枚)。残ったカードは中央に起き、1枚を表にめくってゲームスタート。
・カードには平仮名が書かれています。
・ゲームマスターがめくったカードの平仮名を頭文字に、自分が持っているカードの平仮名で終わる単語を連想し、思いついたら発言しながら中央にカードを置いていく。これをプレイヤー全員で行うゲームです。
・ボキャプラリーが豊富なプレイヤーが多い場合は単語の文字数縛りなど、ゲームを難しくするためのルールはゲームマスターが考えて指定していきます。
しりとりとちょっと似ていますが、頭とお尻の帳尻を合わせつつ、文字数制限をクリアするのは結構しんどくて。。単語が思いつかない時の脳みそグツグツ感は結構ストレスになる一方、単語が思いついた時にドヤ顔でカードを中央に置くのはめっちゃ快感です笑
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中級編:カタン
1ゲームの所用時間:30分〜60分
ルール:
・10点先取した人が勝ち
・ボードの上にある数字が描かれた土地があり、サイコロで出た目とイコールの土地はその土地で発掘される資源をもらうことができます。
・もらった資源を使って道や開拓地を作っていきます。開拓した土地を都市化することもでき、開拓=1ポイント、都市化=2ポイントがそれぞれ加算されます。
・プレイヤーも同じ土地を狙ってきたり妨害してきたりするので、妨害される前に開拓地を作ること、都市化に必要な資源がもらえる土地をいち早く開拓することがゲームの勝敗に大きく関わります。
・サイコロの出目が大きくプレイヤーの勝敗を分けるので、どの出目と隣接した土地に開拓地を作るかもかなり重要です。
必ず邪魔が入るので、戦略通りにプレーが進行しない場合に初期の戦略をすぐに捨てて10ポイント先取するために柔軟に計画を練り直せるかどうか。変更した戦略もすぐに他プレイヤーに邪魔されるかもしれません。よく海外ドラマで「PlanB」という言葉を聞きますけど、カタンはまさにPlanBがめちゃくちゃ発動されるゲーム。本気でやるとめっちゃ頭が疲れます。ちなみにアプリも出ています。全て英語なのでちょっとハードル高めですがルールを覚えていればオンラインでも基本ルールは変わらないので問題なくプレーできるんじゃないでしょうか。
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アプリ(iOS)
https://apps.apple.com/jp/app/catan-universe/id1220346113
アプリ(Android)
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.usm.catanuniverse&hl=ja
今日もいい日でした!
それではまた〜